大学教職員のテレワーク導入の課題とは? 現状やメリットについても解説!

大学教職員のテレワーク導入の課題とは? 現状やメリットについても解説!

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こんにちは。スプラッシュトップ編集部です。

昨今の新型コロナウイルス感染症の蔓延により、大学教職員の働き方としてテレワークを検討している大学も多いのではないでしょうか。

しかし、大学でテレワークを導入するには解決しなければならない課題がいくつかあります。

この記事では、大学におけるテレワークの普及状況と併せて、導入におけるメリットや課題について解説します。

・大学教職員のテレワーク普及状況

・大学教職員がテレワークを導入するメリット 新型コロナウイルス感染症の対策となる 大学のBCP対策となる 大学教職員の業務が効率化される 大学のコスト削減につながる

・大学教職員がテレワークを導入する際の課題 コミュニケーションの課題 業務のデータ管理の課題 テレワーク用のデバイスや環境整備の課題

・大学教職員のテレワーク実現には“Splashtop”がおすすめ

・まとめ

大学教職員のテレワーク普及状況

2020年4月に一度目の緊急事態宣言が発令された後、文部科学省は大学等の授業の実施状況について調査を行っています。

その調査によると、2020年5月時点で国立大学全86校の約9割が全面的な遠隔授業を実施しています。しかし、1回目の緊急事態宣言の解除後、全面遠隔授業の割合は徐々に減少し、9月には全面遠隔授業は0%となりました。

出典:「コロナ対応の現状、課題、今後の方向性について」(文部科学省/令和2年9月24日)

上記の結果からも分かるように、大学において対面授業の必要性は重視されている傾向があり、それもあってか大学教職員のテレワーク普及率は高くないのが現状です。

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大学教職員がテレワークを導入するメリット

そもそも、大学教職員がテレワークを導入することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、4つのメリットについて紹介します。

新型コロナウイルス感染症の対策となる

新型コロナウイルス感染症の対策の一つとして、人との接触機会を減らすことが有効とされています。当然のことながら、人が多く集まる大学においても教職員のテレワークの導入で接触機会を減らすことで、感染のリスクを抑えられます。

大学のBCP対策となる

地震などの災害が起こった際、多くの教職員が出勤できなくなることも考えられます。テレワークを導入することで、教職員が大学に訪れなくとも大学運営が行なえる環境の構築が可能です。

これは大学におけるBCP(事業継続計画)対策となり、メリットの一つとして挙げられます。一般企業においても、BCP対策としてテレワーク環境を整える準備は進んでおり、多くの企業で活用されています。

もちろん、テレワークで対応できる業務とできない業務が存在するため、完全な業務のテレワーク化は難しいかもしれません。しかし、少しでもテレワーク環境でできる業務を増やすことで、緊急時における業務継続性の確保が可能です。

大学教職員の業務が効率化される

テレワークが可能になることで、大学教職員の業務の効率化も期待できます。

例えば、Splashtopを導入いただいている大学の事例では、学外の非常勤講師が大学に訪れることなく授業の準備をすることが可能となり、業務の効率化に成功しました。

加えて、学生側もレポート提出などを遠隔地から大学のシステムに接続して行なえるようになったため、学生のレポートを受け取るためにわざわざ出勤する必要もなくなりました。

大学のコスト削減につながる

テレワークを導入することで、教職員は必ずしも大学に赴く必要がないため、通勤にかかるコストの削減が期待できます。

加えて、大学内での印刷代やオフィスの電気代などのコスト削減も可能です。

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大学教職員がテレワークを導入する際の課題

このようなメリットがある一方で、大学教職員がテレワークを導入する際にはいくつかの課題を解決する必要があります。その代表的な課題について見ていきましょう。

コミュニケーションの課題

大学教職員がテレワークを導入する際、初めに挙げられる課題がコミュニケーションの課題です。非対面でのコミュニケーションに慣れていない教職員も多く、ITリテラシーの格差によって不満が高まるケースも見受けられます。

教職員間の円滑なコミュニケーションを実現するためには、メールや電話だけのコミュニケーション環境では難しいでしょう。ビジネスチャットツールやWeb会議システムなどを導入した新しいコミュニケーション環境の構築が必須です。

業務のデータ管理の課題

テレワークを実現するには、まずは情報のデータ化、つまりペーパーレス化が不可欠となりますが、未だに紙と印鑑による決済を行っている大学も多いのが現状です。

また大学には、教員・学生の個人情報含め、研究に関する情報など多くの機密情報を扱う業務が多く、データ管理に高いセキュリティを求められることもテレワーク導入時における課題と言えます。

メンバー間での密な情報の連携が重要になる研究室では、情報のデータ化だけでなく、クラウドやICTツールを活用してファイル共有やプロジェクトの進捗を管理するための環境構築も求められます。

テレワーク用のデバイスや環境整備の課題

テレワークの実現には、教職員用にテレワークに適したPCを揃えたり、在宅勤務のネットワーク環境の構築をしたりするなどの環境整備が求められます。

リモート接続環境を構築する際は、VPN+リモートデスクトップやVDIなどの導入が必要です。それらの環境を整えるためには、ある程度の時間と初期コストが必要になることも課題です。

加えて、繰り返しになりますが機密情報も多く取り扱うため、セキュリティにもしっかりと留意しなければなりません。

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大学教職員のテレワーク実現には“Splashtop”がおすすめ

大学教職員のテレワーク実現のためには、上記のような課題を解決する必要があります。そこでおすすめのソリューションがリモートデスクトップツールの“Splashtop”です。

SplashtopはデバイスやOSを問わず、スムーズなリモート操作が魅力のソリューションです。既存の環境を大きく変えることなく、テレワーク用のPCと大学のPCに専用アプリを入れるだけで、簡単に導入できます。

セキュリティ面に関しても、Splashtopはすべての通信にSSL/AES256ビット暗号化通信を採用し、AWSやGCP上のリレー/ゲートウェイサーバーを経由して接続を行なうため、VPNなしで安心して利用可能です。

大学ならではの活用例として、学内にあるプログラミング用や実験用の特殊なPCにもスマートフォンやPCで、学外からリモートアクセスして操作できます。自宅で同じ性能のPCを準備することが難しい場合でもSplashtopさえあれば大学にいる時と同じように作業が可能になります。

既に全国の国立大学や、大学の研究室でもたくさん導入いただいています。導入実績について詳しくは、こちらをご覧ください。

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まとめ

大学教職員におけるテレワークの普及率はまだ決して高いとはいえません。しかし、大学にテレワークを導入することで、感染症予防などの緊急時の対策やコスト削減など多くのメリットを手にすることができます。

一方で、コミュニケーションやセキュリティ対策、デバイスや環境整備のためのコストに関する課題も挙げられます。

このような課題を解決に導くのが、リモートデスクトップソリューションのSplashtopです。Splashtopなら、既存の環境を大きく変えることなく導入でき、セキュリティも万全です。

大学教職員のテレワーク導入を検討されている場合は、Splashtopの導入も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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