リモートアクセスとは?仕組みや実現方法をわかりやすく解説!

リモートアクセスとは?
仕組みや実現方法をわかりやすく解説!

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こんにちは。スプラッシュトップ編集部です。

働き方改革や新型コロナウイルスの影響でリモートアクセスに注目が集まっています。テレワークやリモートワークを実現するための手段として存在するリモートアクセスですが、具体的にはどのような方法があるのでしょうか。

この記事では、リモートアクセスの概要からその種類や仕組みを紹介し、それぞれの特徴を比較しながら解説します。

・リモートアクセスとは?

・リモートアクセスを実現する方法とその仕組み VPN(Virtual Private Network) リモートデスクトップ セキュアブラウザ

・どの方法が最適? リモートアクセスを実現させる方法の比較 VPN、リモートデスクトップ、セキュアブラウザの特徴比較 “Splashtop”なら全項目合格点がかなう!

・まとめ

リモートアクセスとは?

リモートアクセスは、自宅や外出先などの遠隔地から社内システムに接続することを表す言葉です。VPNやリモートデスクトップなどは、仕組みは違いますがリモートアクセスを実現するための方法の一種です。

遠隔地からでも社内と同等に業務ができる環境を実現できるため、昨今のテレワーク需要の高まりのなかで注目を集めています。働く場所にとらわれないリモートアクセス環境の構築は、いまや企業における重要な課題の一つと言えるでしょう。

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リモートアクセスを実現する方法とその仕組み

前述のとおり、リモートアクセスを実現する方法は複数存在します。代表的な方法とそれぞれの概要、仕組みについて見ていきましょう。

VPN(Virtual Private Network)

VPNは仮想的な専用線を構築する技術であり、リモートアクセスの手段として近年多くの企業で利用されています。

VPNはインターネット回線を利用する“インターネットVPN”と、通信事業者が独自に構築する閉域網を利用する“IP-VPN”に大別されます。

どちらの場合も“トンネリングとカプセル化”、“認証と暗号化”によって通信の安全性を確保している技術です。

VPNについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

VPNとは?基本知識や仕組み、メリット・デメリットを解説!

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リモートデスクトップ

リモートデスクトップは遠隔地から社内サーバーやPCにアクセスする技術です。社内PCなどの画面情報をリモート端末に転送する画面転送技術を利用することで、リモートアクセスを実現しています。

Windowsに標準機能として実装されているMicrosoftリモートデスクトップが有名ですが、現在は他にもさまざまなソリューションが存在しています。

リモートデスクトップは社内PCを直接遠隔操作できるため、最もオフィスで業務している状態に近いリモートアクセスの手段と言えます。

導入の容易さや、あくまでも社内にあるPCを操作し社内ネットワークに接続するため、機密情報などを社外環境に出す必要がないという点が評価され、企業でも導入されるケースが多いです。

リモートデスクトップについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

リモートデスクトップって何ができるの?仕組みや製品、VDI・VPNとの違いを解説!

リモートデスクトップって何ができるの? 仕組みや製品、VDI・VPNとの違いを解説!


また、VPN、リモートデスクトップと同じようにリモートアクセスの実現手段として検討されるようになってきた技術に、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)があります。

仕組みとしてはリモートデスクトップに近い技術ですが、リモートデスクトップは接続先の実端末が必要であるのに対して、VDIは仮想的なデスクトップであるため端末が必要ありません。

VDIについての詳細記事もありますので、気になる方はこちらもご覧ください

テレワークで注目のVDIとは?VPNとの違い、仕組みやメリットを紹介

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セキュアブラウザ

セキュアブラウザは、インターネットを閲覧する際に利用するブラウザを使用して社内システムに接続する方式です。近年では多くの社内システムがWebシステム化されており、ブラウザで操作できるようになっています。

例えば、勤怠管理システムやメールシステム、WordやExcelといったMicrosoft Office製品もWebシステムとして利用可能です。ブラウザを利用するためリモート端末の種類やOSに制限がなく、Windows/Mac/Android/iOSなどのさまざまなデバイスで利用できます。

セキュアブラウザは個人が所有するPCやスマートフォンなどを仕事に利用する、BYOD(個人端末業務利用)を実現する手段としても注目されています。

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どの方法が最適? リモートアクセスを実現させる方法の比較

先に紹介したVPN、リモートデスクトップ、セキュアブラウザは、いずれもリモートアクセスを実現できますが、それぞれに特徴やできることは異なります。どの方法を選ぶべきかについても、自社の環境や状況によって異なります。

ここでは、それぞれのリモートアクセス方法の導入コストや期間、セキュリティ面などの各種項目を取り上げ、比較してみていきましょう。
(リモートデスクトップは最もよく知られている無料製品をモデルに特徴を評価します)

VPN、リモートデスクトップ、セキュアブラウザの特徴比較

項目

VPN

リモートデスクトップ(無料)

セキュアブラウザ

導入のコスト

導入期間

情報漏洩対策

アクセスの自由度

システムの拡張性

×

VPNはアクセス経路を安全に用意するための技術であるため、アクセスの自由度やシステムの拡張性は高いといえますが、導入コストは高めで導入期間も短くありません。

その点、リモートデスクトップ(無料)は導入が容易な部分がメリットとして挙げられますが、システムの拡張性が低く情報漏洩対策が難しい点がデメリットです。

セキュアブラウザはアクセスがブラウザに限られるため、情報漏洩対策は容易に行なえますが、システムの拡張性はほとんどないと言えるでしょう。

このように、リモートアクセスの方法ごとにメリット・デメリットが存在します。

“Splashtop”なら全項目合格点がかなう!

Splashtopは、前章で紹介したリモートデスクトップの有料製品です。

無料のリモートデスクトップ製品と比べて、使いやすく強固なセキュリティを実現した、法人・商用向けに開発されています。上の比較表に当てはめると以下のようになるでしょう。

項目

VPN

リモートデスクトップ(無料)

Splashtop

セキュアブラウザ

導入のコスト

導入期間

情報漏洩対策

アクセスの自由度

システムの拡張性

×

SplashtopではAWS等のゲートウェイ・リレーサーバーを利用し、VPNを使わずともセキュアな通信を確立できます。また、すべての通信でSSL/AES256ビット暗号化通信を用いているため、盗聴やデータ改ざんの心配もありません。

そのほかにも、リモート端末にデータを保存しないように設定する機能や、2段階認証・デバイス認証にも対応しているため、リモートデスクトップ(無料)のデメリットであるシステムの拡張性の低さと情報漏洩対策の難しさを解決できるソリューションです。

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まとめ

リモートアクセスは、遠隔地から社内ネットワークに接続するシステム全般を表す言葉です。自宅や外出先から社内に接続し、オフィスにいる時と同等の業務を行うための手段として注目されています。

リモートアクセスを実現するための方法としては、VPN、リモートデスクトップ、セキュアブラウザなどの方法が考えられますが、すぐにリモートアクセスが必要という方には導入が容易なリモートデスクトップがおすすめです。

しかし、リモートデスクトップと一言でいっても、実現するためのソリューションは無数に存在しており、セキュリティや快適性の面から最適なソリューションを選ぶことは非常に重要となります。

リモートアクセスを実現する手段としてリモートデスクトップを選択する際は、安全かつ快適なSplashtopを検討してみてはいかがでしょうか。

>【無料トライアル実施中】Splashtopについて詳しく知りたい方はこちら

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