フジパンストアー株式会社
フジパンストアー株式会社は、全国に約530店舗を展開するリテールベーカリー企業です。本社システム部では PC・iPad・ルーター・ハンディターミナルなど、合計約5,000台にもなる端末管理を約8名で対応しています。
これまで同社では、リモートツールを導入していたものの、数が多いだけでなく、地域ごとに運営体制も異なるため、「端末管理の効率化」と「安全なアクセス権限の仕組みづくり」が大きな課題となっていました。Splashtop の導入により、どのように解決に至ったのかシステム部部長の舟橋正髙氏に伺いました。
課題・背景
- 旧リモートツールでは、担当外の店舗にも入れてしまう仕様で誤操作や不正リスクがあった
- アクセスログが残らず、誰がいつ接続したか分からず監査が困難だった
- 5,000台規模の端末を効率的に管理する仕組みが必要だった
施策・効果
- グルーピング機能で担当店舗のみアクセス可能にできること
- アクセスログで「誰がいつ接続したか」が追跡できるようになったこと
- 導入コストと運用コストのバランスが良かったこと
目次
全国530店舗・約5,000台を8名で管理するシステム部の役割
フジパンストアー株式会社のSplashtop導入事例。全国530店舗の端末管理を効率化した取り組みについて、システム部 部長 舟橋正髙氏が語る。
──まず、事業内容とシステム部長としてのご担当範囲を教えてください。
当社は、全国530店舗ほどの焼きたてベーカリーを運営している会社になります。事業規模は年間で200億円ほどです。私はシステム部長として、PCやiPad、ルーター、ハンディ端末など約5,000台の管理と、店舗データ活用の企画推進を担当しています。
制御も追跡もできない不安を、 API連携を利用した構築の簡略化で解消
約5,000台の端末管理とアクセス権限管理が課題だったフジパンストアー株式会社。Splashtop導入により、安全で効率的なリモート運用を実現。
──旧リモートツールにはどんな課題があったのでしょうか?
すでに導入していたリモートツールはアクセス制御ができず、一度導入すると担当外の店舗にもアクセス可能になってしまう仕様でした。さらに、誰がいつどの端末に入ったのか追跡ができないため、万が一誤操作や不正があった際に原因を追えないというのが大きな問題でした。
──管理されている端末数はどのくらいでしょうか?
正確に数えたことはないのですが、約5,000台ほどになります。それらを8名体制で全国的に管理しています。今回新たに導入するにあたり、全国で展開しているので、エリアマネージャーとエリアマネージャーが管理する店舗端末との紐づけの組み合わせが煩雑となる課題もありました。今回新たに導入するにあたり、API連携機能を用いて初期構築の手間を削減しました。
──Splashtopを導入した決め手は何でしょうか?
まずは価格が導入しやすかったというのがあります。あとは、グルーピング機能やアクセスログですね。
グルーピングとアクセスログで実現した、安心できるリモート運用
──グルーピング機能のどういった点が決め手でしたか?
担当外のお店が見えてしまうと、誤操作のリスクがありますし、精神的にも良くありません。Splashtop のグルーピング機能により、担当店舗のみを閲覧できる設定が可能になり、担当外店舗の画面が見えてしまうことによる不安や、誤操作のリスクを大幅に削減できました。“そのグループにしか入れない”という状態をつくれるのが非常に大きかったです。
──アクセスログについてはいかがでしょうか?
“誰が何時何分に入ったか”が分かるのは本当に大きいですね。細かい操作ログまでなくても、問題が起きた時に“この時間、この人が入っていた”と追えるだけで安心感が全く違います。これにより、管理体制の透明性と安全性が大幅に向上しました。
現場のリテラシーに応じた運用の継続へ
──導入後、現場側の運用にはどんな変化がありましたか?
グルーピング機能のおかげで、担当者が自分の担当店舗だけにアクセスできるようになったことで、意識しなくても“正しい使い方”ができています。また、必要に応じてこちら側からアクセスを切ることもできるため、現場のリテラシーに応じた柔軟な運用が可能になりました。
──今後の展開について教えてください。
まだ使い切れていない機能もありますが、旧ツールの課題は解決できました。今後はトレーニングを強化し、さらに機能を使いこなすことで、より高い業務効率化を目指していきます。
5,000台の端末を8名で管理|フジパンストアーのIT運用とは?
また、フジパンストアー株式会社では、本社システム部による端末管理だけでなく、各エリアのブロック長が店舗運営を支える重要な役割を担っています。
浜松〜三河エリアで7店舗を担当するブロック長 内山裕介氏が、現場でどのように店舗運営を支えているのかについては、こちらの記事で紹介しています。