Splashtop Businessシリーズの
ライセンスの考え方

Splashtop Businessシリーズ製品におけるライセンスの考え方について説明します。

1ライセンスで使用できる人数やデバイス数について、また複数ライセンスご契約の際に活用いただける共有設定や、Businessシリーズで可能な同時接続について、図を用いて分かりやすく解説します。

目次

契約単位について

契約はライセンス単位

Splashtop Businessシリーズのご契約はライセンス単位となります。

ほかにもシートやIDという呼び方をしますが、いずれもライセンスと同義です。ご購入の際には、必要なライセンス(シート、ID)数を1ライセンスからご選択いただきます。

ライセンス数=リモートアクセス可能人数

ライセンス数=リモートアクセスができる人数となります。

テレワークでの利用を検討されている企業様の場合は、Splashtop Businessシリーズ製品を利用してテレワークさせたい社員数分のライセンスをご購入ください。

ライセンス数=リモートアクセス可能人数

接続したいPCの数や、同時に接続する社員数ではありません。

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チームについて

Splashtopアカウントで複数のチームに所属することは可能です。
チームでは、各ユーザーに オーナー・スーパーアドミン・アドミン・メンバー という異なる権限付与が可能です。

オーナーとして登録できるのは、1つのSplashtopアカウント(メールアドレス)につき、1つまでとなります。
別チームに所属する場合、各チームでライセンスを消費します。
オーナーとは、チームに1名のみ登録できる権限で、請求に紐づくアカウントです。

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使用できるデバイス数

ストリーマー/クライアントについて

Splashtop製品をご利用いただく際には、会社のパソコンなどリモートで操作したいデバイスにストリーマーアプリを、自宅などで操作するデバイスにクライアントアプリを、それぞれダウンロードすることでリモートアクセスが可能になります。

ここでは、リモート接続先のデバイスをストリーマーデバイス、リモート接続元のデバイスをクライアントデバイスとして1ライセンスで登録可能な各デバイス数について説明します。

1ライセンスで使用可能なデバイス数

Splashtop Businessシリーズではクライアントデバイスは無制限に登録いただけます。

ストリーマーデバイスについては、次の通り製品によって登録可能台数が異なります。

Splashtop Business Pro/Business Performance
ストリーマーデバイス

10台まで / 1ライセンス

登録可能なデバイス数は、ユーザー単位ではなく、チーム単位で適用されます。つまり、Splashtop Business Proを10ライセンスご購入いただいた場合、チーム全体で最大100台のストリーマーデバイスを登録することができます。

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同時接続

アカウント使い回しの禁止

前述の通り、Splashtopではライセンス数=リモートアクセスができる人数となります。1ライセンスでご利用いただける人数は1名となり、複数人でアカウントを使い回すことは認めておりません。

Businessシリーズで可能な同時接続についても、上記使い回しを防ぐためにいくつかご利用いただけないパターンがありますので、OK/NGパターンをそれぞれ紹介します。

同時接続OK

クライアントデバイス1台 × ストリーマーデバイス複数台
クライアントデバイス1台
× ストリーマーデバイス複数台

※Business Pro/Business Performanceで1台のクライアントデバイスから最大10台までのストリーマーデバイスに同時接続が可能です。(この場合クライアントデバイスはPCのみ)

異なるアカウントのクライアントデバイス複数台
× ストリーマーデバイス1台
異なるアカウントの
クライアントデバイス複数台
× ストリーマーデバイス1台

※複数アカウントで1台のストリーマーデバイスに同時接続し、1台のストリーマーデバイスの同じ画面を同時に操作可能なのはBusiness Pro/Business Performanceです。

同じアカウントのクライアントデバイス複数台
× ストリーマーデバイス複数台
同じアカウントの
クライアントデバイス複数台
× ストリーマーデバイス複数台

*Splashtop Enterpriseでご利用いただけます。(ストリーマーv3.6.0.0以降)
*管理者により有効・無効設定が可能です。
*上記ご利用例では3ライセンスのご契約が必要となります。

同時接続NG

同じアカウントのクライアントデバイス複数台
× ストリーマーデバイス1台
同じアカウントの
クライアントデバイス複数台
× ストリーマーデバイス1台
クライアントデバイスからストリーマーデバイスに接続後、
更に同じアカウントでストリーマーデバイスに接続
クライアントデバイスから
ストリーマーデバイスに接続後、
更に同じアカウントで
ストリーマーデバイスに接続

ストリーマーデバイスAにクライアントアプリを入れることで、ストリーマーデバイスBに接続することは可能です。
ただし、それぞれのクライアントアプリに異なるアカウントでアクセスする場合に限ります。

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