Splashtop Autonomous Endpoint Management は、エンドポイントの管理、監視、セキュリティのための重要な自動化を実現
※当プレスリリースは2025年3月11日(現地時間:米国カリフォルニア州クパチーノ)のSplashtop Inc.発表リリースの抄訳です。
リモートアクセスとサポートソリューションのリーダーであるSplashtop Inc.(本社:米国、クパチーノ)は本日、ネットワーク上のPCやデバイスの効率的な管理・可視化・制御を求めるユーザー向けに、エンドポイント機器の統合管理を可能にする「Autonomous Endpoint Management(AEM)」を発表しました。 この機能は、ゼロデイ攻撃の脅威に対抗するための脆弱性スキャン、リアルタイムパッチ更新などの自動化された機能を提供し、情報システム部門業務の効率化に貢献します。
Splashtop AEM は、Microsoft Intune を補完し、多数の端末に対するセキュリティパッチの適用完了までの時間を短縮させ、セキュリティ対策の実践を強化します。情報システム部門にとっては、長期的に価値を得られるテクノロジー投資として、高価で包括的なセキュリティパッチ管理やリモート監視・管理(RMM)ソリューションよりも費用対効果の高いソリューションです。 情報システム部門は、リモートアクセス、サポート、エンドポイント管理をSplashtopで統合できることとなり、技術スタックをさらにシンプルにできます。
アメリカ国土安全保障省のサイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)によると、2023年に発生した脆弱性をつく攻撃の50%以上はゼロデイ攻撃となっており、即時性の高い修復が極めて重要であることが示されています。2025年には、48,000以上の共通脆弱性識別子(CVE)の特定が見込まれ、ランサムウェア攻撃へ進行した事例の90%以上に、管理不備のデバイスが関与していたと報告されています。[Microsoft Digital Defense Report 2024]。Malwarebytes Labs(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、エージェントAI(自律的に判断・行動するプログラム)によって攻撃の性質が変化し、ハッカーがより高度な攻撃を計画・実行し、大規模に展開することが可能になると予測しています。一方で、小規模な情報システム部門しか持たない多くの組織にとっては、高額で過剰なセキュリティソリューションの導入は現実的ではなく、適切な対策が講じられないまま、脅威に晒され続けるリスクが高まっています。
Splashtop AEMは、脆弱性を迅速に検出し、優先順位を付け、短時間で対策を実施できる即効性の高い機能です。使いやすいダッシュボードと高度な自動化でシンプルなセキュリティ対策を現実的なコストで提供しているため、中小規模の情報システム部門にも、これまでにない可視性とプロアクティブな環境制御の実現が可能となります。さらに、リングベースのポリシー管理により、対策設定やセキュリティポリシーの調整も可能となります。 Splashtop AEMは中小企業向けに設計されていますが、パフォーマンスを低下させることなく20万以上のエンドポイントに拡張できるため、大規模なエンタープライズ環境においても、強力かつコスト効率の優れた選択肢となります。
Splashtop Inc.CEO兼共同創始者であるMark Lee(マーク・リー)は、次のように述べています。「中堅企業は、AIを駆使したサイバー犯罪者からの絶え間ない脅威にさらされており、従業員の生産性を維持し、ダウンタイムを回避しながら、合理的なコストでセキュリティ脆弱性に対処するという課題に直面しています。Splashtopは、IT資産の可視化、悪用された既知の脆弱性に関する洞察、方針主導型で即時性の高いセキュリティパッチの自動化を実現することで、この課題に対処します。私たちは、サイバーリスクの検出、修復、封じ込めにかかる平均時間を短縮するために、AIと自動化機能を搭載したソリューションを提供し、情報システム部門とマネージドサービスプロバイダ(MSP)をサポートするために急速にイノベーションを進めています。」
pb2 architecture + engineering の IT マネージャーである Jonah Fulmer氏は、次のように述べています。「エンドポイント管理機能の一部を Microsoft Intuneに依存していましたが、Splashtopによって、ソフトウェア・アップデートの可視性の向上やコントロールの強化、ドキュメントの整備など、重要なギャップを埋めることができました。1つのプラットフォームで、あらゆるリモートデバイスの問題のトラブルシューティング、システムのプロアクティブな監視、ソフトウェアのパッチの自動適用、コンプライアンスの確保が可能になります。Splashtopの競争力の高い価格設定と充実した機能により、他の製品と比較して比類のない価値を提供してくれています。」
Splashtop AEMは以下の機能を提供します:
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リアルタイムのIT資産特定・管理
IT資産を可視化して捉え、リスクを低減しながらコンプライアンスを維持します。 -
脆弱性スキャン
共通脆弱性識別子(CVE)や既知の脆弱性カタログ(KEV)の悪用情報を収集し、脆弱性や設定ミスを検出することで、IT部門がリスクを軽減するために重要なセキュリティパッチの優先順位を決定できるようにします。 -
リアルタイムのパッチ自動適用
Microsoft Intuneを強力に補完し、OSやサードパーティ製アプリケーションの自動パッチ適用によりシステムを最新の状態に保つことで、脆弱性を減らし、セキュリティを強化することができます。 -
リングベースのポリシー管理
定義されたエンドポイント・グループごとにポリシーを容易にカスタマイズ・適用し、段階的かつ制御されたアップデートを実現します。 -
カスタマイズ可能なダッシュボード
環境全体を包括的かつリアルタイムで可視化し、即座に可状況を把握できるとともに、プロアクティブな管理を可能にします。 -
設定可能なアラートと自動修復
Smart Actionsとリアルタイムのアラートによる自動対応により、問題を迅速に特定して解決し、システムの継続稼働と最適なパフォーマンスを実現します。 -
多数端末の一括管理
一括管理とアップデートにより、複数のエンドポイントでの同時実行やスケジューリングが可能です。、リモートコマンド、PowerShellスクリプト、システムリブートなどに対応します。
情報システム部門は、以下のようなセキュリティとリモート管理機能の拡張スイートにより、Splashtopソリューションを柔軟にカスタマイズできます。
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エンドポイント検出&対応(EDR:エンドポイント・ディテクション・アンド・レスポンス)
Bitdefender EDRまたはCrowdStrike EDRを活用したAIによる保護、検出、対応で侵害を阻止します。 -
エンドポイント保護(EPP:エンドポイント・プロテクション)
Bitdefenderの受賞歴のあるマルウェア対策技術を搭載したSplashtop AntivirusでWindowsおよびMacコンピュータを保護します。 -
Splashtop Connector
VPNやリモートアクセスエージェントをインストールすることなく、RDP、VNC、SSH接続でコンピュータやサーバに安全にアクセスします。 -
Splashtop AR
カメラの共有とAR注釈機能により、現場の状況をリアルタイムで確認し、遠隔地の問題をその場で解決します。
Splashtopは、長年にわたり継続的な改善と顧客主導のイノベーションに取り組み、顧客との協力のもと、実際のITニーズに基づいてロードマップを策定しています。エンドポイント管理とリモートサポートの統合を実現したSplashtopはセキュリティと拡張性を向上させながらIT管理ツールの統合を目指す企業に、効率的で費用対効果の高いソリューションを提供します。 スプラッシュトップのエンドポイント管理機能付きリモートサポートは、スプラッシュトップ製品紹介ページからご覧ください。
Splashtop(スプラッシュトップ)について
Splashtopは、リモートワーク、サポート、管理ソリューションを提供する世界的にトップクラスのプロバイダーです。あらゆる場所で働く環境において、セキュリティとパフォーマンスを簡素化します。顧客の成功を最優先に考えるSplashtopのテクノロジーは、中小企業から大企業まで、導入、利用、管理が容易で、高度なセキュリティ機能、高スループット、幅広いデバイスサポートを提供しています。3,000万人以上のユーザーに選ばれているSplashtopは、ユーザーが独自の方法で成長と拡張を行えるよう、柔軟性の高いプランを提供しています。SplashtopはMicrosoft Intelligent Security Association(MISA )のメンバーであり、今日のIT環境における進化する課題への対応を顧客が支援する取り組みにおいてMicrosoftと足並みを揃えています。詳しくは、www.splashtop.co.jpをご覧ください。また、各種SNSにて最新情報を発信中です。ぜひSplashtop公式アカウントをフォローしてご活用ください。LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/splashtop-jp X:@splashtop_japan